2025年にUSPTOの料金が改定されます。商標については同年1月18日から適用され、出願費用などが値上げされるとともに、指定商品・役務に関する記載不備の補正や自由記載の場合の料金が新たに設けられます。
<商標関連>
〇出願(1区分)
紙の場合
改正前:$750
改正後:$850
電子の場合
改正前:$250(TEAS Plusを利用した場合)
改正前:$350(TEAS Standardを利用した場合)
改正後:$350(TEAS PlusとTEAS Standardが共に廃止され、電子出願方式に一本化)
〇指定商品・役務に関する情報に不備があった場合(1区分)
新設:$100
〇指定商品・役務の自由記載(IDマニュアルにない記載)の場合(1区分)
新設:$200
〇指定商品・役務の文字数が 1,000 文字を超える場合(1区分)
新設:$200
上記以外にも、複数の項目において料金の改定が行われます。詳細については、以下のサイトから確認できます。
また、特許については同年1月19日から適用され、出願費用などが値上げされるとともに、継続出願(CA)に関する手数料やIDSの文献数に応じた加算料金が新たに設けられます。さらに、意匠についても同年1月19日から適用され、出願費用などが値上げされます。
<特許関連>
〇出願(出願・調査・審査費用の合計。ただし追加料金なしの場合)
改正前:$1,820
改正後:$2,000
〇出願費用に係るクレーム数に応じた追加料金
3個を超える独立クレームの1クレームあたりの追加料金
改正前:$480
改正後:$600
20個を超える独立クレームの1クレームあたりの追加料金
改正前:$100
改正後:$200
マルチ従属クレームの1出願あたりの追加料金
改正前:$860
改正後:$925
〇継続審査請求(RCE)
最初のRCE
改正前:$1,360
改正後:$1,500
2回目以降のRCE
改正前:$2,000
改正後:$2,860
〇継続出願(CA)
最先の出願日から6年を超えて出願された場合
新設:$ 2,700
最先の出願日から9年を超えて出願された場合
新設:$ 4,000
〇IDS
累積文献数が50件を超え100件を超えない場合
新設:$ 200
累積文献数が100件を超え200件を超えない場合
新設:$ 500
累積文献数が200件を超える場合
新設:$ 800
<意匠関連>
〇出願(出願・調査・審査費用の合計)
改正前:$ 1,020
改正後:$ 1,300
上記以外にも、複数の項目において料金の改定が行われます。詳細については、以下のサイトから確認できます。