意匠への変更出願と関連規定
意匠法には、特許出願や実用登録出願を意匠登録出願に変更できる旨の規定が設けられています。例えば、ある新しい形状の発明をし、それが技術的に効果のあるものと考えて特許出願をしたところ拒絶されたため、その形状の美的な面について…
意匠法には、特許出願や実用登録出願を意匠登録出願に変更できる旨の規定が設けられています。例えば、ある新しい形状の発明をし、それが技術的に効果のあるものと考えて特許出願をしたところ拒絶されたため、その形状の美的な面について…
意匠登録出願は、意匠法第7条による一意匠一出願の原則に基づいて、意匠ごとに出願しなければなりません。しかしながら、出願の際に誤って二以上の意匠を一出願に包含させたまま出願した場合、その救済の道として、意匠登録出願の一部を…
意匠法上、意匠登録出願は意匠ごとにしなければならない旨が定められており、いわゆる一意匠一出願が原則となっています(同法7条)。しかしながら、意匠の創作においては、システムデザインやセットもののデザインなど、二以上の物品等…
秘密意匠とは、意匠登録出願人が意匠権の設定の登録の日から3年以内の期間を指定して、その期間その意匠を秘密にすることができる制度です(意匠法14条)。先願主義の原則の下、意匠権をいち早く確保しておく必要がある一方で、直ちに…
デジタル技術の進展により、日常的に利用する家電や情報機器において、操作ボタン等の物理的な部品が電子的な画面に置き換えられ、その画面上に表示された画面デザイン(アイコン等)を利用して操作することが常態化しているなか、画面デ…
令和5年の法改正により、意匠の新規性喪失の例外規定の適用を受けるための手続が緩和され、令和6年1月1日以後の出願において、意匠登録を受ける権利を有する者(権利の承継人も含む)の行為に起因して公開された意匠について、最先の…
判定とは、特許庁が中立かつ公平な立場から、特許発明や登録実用新案の技術的範囲、登録意匠やこれに類似する意匠の範囲、商標権の効力の範囲について見解を示すものです。 なお、特許法では、法第71条第1項に「特許発明の技術的範囲…
令和5年4月1日以降に期間途過をした手続きについては、期間徒過後の救済規定に係る回復要件が、「正当な理由があること」から「故意によるものでないこと」に緩和されるとともに、回復手数料の納付が必要となりました。現行の運用では…
期間延長請求は、実務上重要な手続きの一つです。拒絶理由通知の応答期間に関して、指定された手続期間を途過した場合の救済規定が導入されたのは2016年4月であり、それ以降は、拒絶理由通知の当初応答期間の経過後であっても、当該…
1925年にハーグ協定が制定されてから今年でちょうど100年を迎えました。11月6日にオランダのハーグで、世界知的所有権機関(WIPO)、ベネルクス知的財産庁(BOIP)及びオランダ経済省主催の100周年記念のシンポジウ…
改正意匠法により保護対象に加わった内装の意匠は、特許庁の発表によると、2025年10月1日時点で、出願件数が1,336件、登録件数が974件となっています。 <特許庁資料より引用>改正意匠法に基づく新たな保護対象等につい…
ドイツ特許庁のウェブサイトでは、ハロウィンに関連した特集が掲載されております。日本特許庁はもとより、EPO(欧州特許庁)やUSPTO(米国特許商標庁)においても、同様の特集は見受けられません。こうした特集は、ドイツ特許庁…
キャラクターは、見た目のかわいらしさや親しみやすさなどから、商品やサービスの知名度や認知度に寄与するだけでなく、他社との差別化においても重要な役割を果たします。その一方で、人気のあるキャラクターは、常に模倣や不正使用の対…
特許庁が定期的に公表している「改正意匠法に基づく新たな保護対象等についての意匠登録出願動向」(令和7年6月6日付公表)によれば、令和7年5月1日時点の集計で、以下のような出願・登録件数になっています。 <特許庁資料より引…
特許庁によれば、裁定に係る審議の効率化等を図るため、今般、特許法施行規則の一部改正を行うとのことです。 裁定制度とは、一定の要件が満たされた場合に、特許庁長官又は経済産業大臣の裁定によって、他人の特許発明等を、その特許権…
仮想空間におけるデザイン侵害を防ぐため、政府が意匠法の改正をめざすとのニュースがありました。2026年の通常国会への法案提出を見込んでおり、「知的財産推進計画2025」に法整備の方向性が明記されるとのことです。 ところで…
近年、意匠法の改正や審査基準の見直しにより、意匠制度の拡充が図られています。特許庁では、この春公表した意匠出願動向調査(令和6年度)の中で、デザイン活動が企業活動を活性化するのか否かについて検証を行っています。具体的には…
特許庁では、2025年4月3日に第18回意匠制度小委員会が開催され、昨年度からに引き続き、「仮想空間におけるデザインに関する意匠制度の在り方」について議論が交わされました。 仮想空間における意匠の保護について、我が国では…
近年、インターネット上の仮想空間であるメタバース上での経済活動が高い注目を集めています。総務省によれば、日本のメタバース市場は、2026年度には1兆42億円まで拡大すると予測され、さらに、世界のメタバース市場に関しては、…
特許庁が、2025年3月5日に、第20回産業構造審議会知的財産分科会の配布資料を公開しました。それによれば、令和7年度から、意匠分野におけるスタートアップ向け早期審査の開始について検討を行うとのことです。これにより、通常…
2024年12月に施行されたEU意匠の改正規則が、2025年5月1より運用開始となります。注目点は、更新料の大幅な引き上げです。 1回目の更新 €90 → €150 2回目の更新 €120 → €250 3回目の更新 €…