News & Topics
商標登録の費用:安く抑えたい
商標登録を低額で行いたい!弁理士に頼むと高い。そうお考えの方へ。 商標登録の費用は、①出願の時の費用、②審査段階での費用、そして最終の③登録時の費用の3段階に分けられます。①と③の費用には、特許庁へ支払う印紙(特許印...
商標登録をご検討されている方へ
商標登録を検討されている方へ向け、商標特設ページを開設いたしました。 URL: https://www.sakae-pat.jp/business/trademarks/ 商標登録の出願依頼のお申し込みをオンラインで受け...
「印鑑証明書」及び「実印による証明書」の提出に関する運用改正
出願人の名義変更や特定承継(譲渡)による権利の移転登録等の手続に際して、これまで求められてきた「印鑑証明書」や「実印による証明書」の提出(ただし、一度、印鑑証明書により本人の印であることが確認された印を使用する場合は、印...
製品のライフサイクルと商標の維持管理
いまからちょうど10年前、経済産業省が報告した「主力事業の製品ライフサイクル」に関する調査結果(2015年時点において、製品ライフサイクルが10年前と比べてどう変化したかという質問に対する回答結果)では、ほとんどの業種に...
衣料品の偽物と商標権侵害
連日、MLB日本開幕戦に関するニュースが報じられるなか、ドジャースの偽の帽子を販売目的で所持したとして、衣料品販売店の経営者らが商標法違反の容疑で逮捕されたというニュースがありました。原宿・竹下通りに面している同店で「偽...
仮想空間におけるデザインの模倣と制度的措置の方向性
近年、インターネット上の仮想空間であるメタバース上での経済活動が高い注目を集めています。総務省によれば、日本のメタバース市場は、2026年度には1兆42億円まで拡大すると予測され、さらに、世界のメタバース市場に関しては、...
海外からの偽ブランド品の流入と規制強化
財務省が公表した2024年の一年間における知的財産侵害物品の輸入差止件数は33,019件で前年比4.3%増となり、輸入差止点数としては1,297,113点で前年比22.8%増だったとのことです。これは1日平均で90件、3...
喫茶店などの店名と商標
近年、昭和レトロが若者の間で流行となり、「令和の新ブーム」などと言われ、たびたびテレビ番組でも取り上げられています。その一つの表れとして、昭和時代の懐かしい喫茶店(純喫茶)におけるノスタルジックな雰囲気や、そこで提供され...
ドメイン名と不正競争防止法
すでに解散した福岡県の任意団体が使用していたドメインを第三者が再利用し、当該団体に似せたホームページを作成しているとして、同県がアクセスしないよう呼びかけるとともに、プロバイダに対して削除要請を行う方針であるとのニュース...
著名な登録商標の「宅急便」
ヤマト運輸の不在連絡票を模したポスティング用チラシを配布した会社が、ヤマト運輸からの配布中止の申し入れを受け、当該チラシの配布を即刻停止したというニュースがありました。この不在連絡票を模したチラシには「宅急便」の文字が印...
オンライン上で行われる著作権侵害への対応
2025年2月、WIPO(世界知的所有権機関)のAdvisory Committee on Enforcement(ACE:執行諮問委員会)による第17回目の会議が開催され、その中で、世界的に問題になっているオンライン上...
意匠分野のスタートアップ向け早期審査
特許庁が、2025年3月5日に、第20回産業構造審議会知的財産分科会の配布資料を公開しました。それによれば、令和7年度から、意匠分野におけるスタートアップ向け早期審査の開始について検討を行うとのことです。これにより、通常...
「新しいタイプの商標」のその後
我が国の商標制度に「新しいタイプの商標」の保護制度が導入されてから、今年で10年目を迎えようとしています(施行日は2015年4月1日)。保護が認められる商標のタイプは、動き商標、ホログラム商標、色彩のみからなる商標、音商...
商品・役務名の移り変わり
商標登録出願において指定する商品・役務は権利範囲を定めるものであり、その内容及び範囲が明確でないときや区分が相違するときなどには、商標法第6条に基づく拒絶理由が通知されます。 ところで、商品・役務名は社会経済の実情や推移...
EU意匠に関する料金の改定
2024年12月に施行されたEU意匠の改正規則が、2025年5月1より運用開始となります。注目点は、更新料の大幅な引き上げです。 1回目の更新 €90 → €150 2回目の更新 €120 → €250 3回目の更新 €...
化粧品業界と模倣品対策
JETRO(日本貿易振興機構)によれば、「模倣品」とは、主として商標権侵害品や意匠権侵害品などを意味し、特許権を侵害する製品についても、技術模倣品として模倣品の範疇に含まれるとしており、著作権侵害品を意味する「海賊版」と...
写真の著作物性と引用
沖縄県那覇市にある政府機関の職員が、写真家の撮影した写真を盗用し、観光ポータルサイトに掲載・公開していたとして、著作権法違反の罪で罰金20万円の略式命令を受けたというニュースがありました。写真家のブログに掲載されていた対...
並行輸入と商標権侵害
海外の製品を正規代理店以外の第三者が輸入することを「並行輸入」と言います。近年、ECサイト、オークションサイト、あるいはフリマサイトなどを通じて、誰でも簡単に海外のブランド品を取り寄せることが可能になっています。 ところ...
特許庁による審査期間の推移
ファーストアクション(FA)期間とは、審査官による審査結果の最初の通知(主に、特許・登録査定又は拒絶理由通知書)が出願人等に発送されるまでの期間を言い、特許であれば出願審査請求から、意匠・商標であれば出願から起算した期間...
キャラクターの法的性質
中国江蘇省の蘇州市内にあるカフェがウルトラマン関連の知的財産権を侵害したとして、同カフェに対し、40万元(約820万円)の損害賠償金の支払いを命じる判決が言い渡されたというニュースがありました。カフェの店内にはウルトラマ...
情報提供制度
特許庁が実施している情報提供制度とは、出願された内容に拒絶理由があることを審査官に知らせる制度であり、所定の書式に刊行物等の証拠物件を添付して提出することにより行います。 特許庁の発表によれば、特許の情報提供件数は年間5...
お米のブランドと商標
このところ連日のように、「コメの価格高騰」や「備蓄米放出」などお米に関するニュースが報道され、高い関心を集めています。 ところで、ブランド米と言われる銘柄のお米には、実に様々な名前が付けられており、全国的な知名度を有する...