欧州特許庁(EPO)が公表した2024年のEUにおける主要国の特許出願件数ランキング(1位~35位)によれば、日本は合計21,062件で、1位の米国による47,787件、2位の独国による25,033件に次ぎ3位となっています。2023年と比較して2.4%減少したものの(2023年、日本は21,520件で3位)、依然として主要国の上位をキープしています。

<EPO資料より引用>
他方、我が国特許庁の発表によれば、2024年の日本における出願人国籍・地域別出願件数のランキング(1位~5位を抜粋)は以下の通りになっています。
・特許(国際特許出願及び外国語書面出願を含む)
1位 日本(237,169件) 2位 米国(25,228件) 3位 中国(9,986件) 4位 韓国(8,151件) 5位 独国(5,788件)
・実用新案(国際実用新案登録出願を含む)
1位 日本(2,608件) 2位 中国(1,262件) 3位 台湾(598件) 4位 米国(38件) 5位 独国(17件)
・意匠(国際意匠登録出願を含む)
1位 日本(20,676件) 2位 中国(3,862件) 3位 米国(2,311件) 4位 韓国(818件) 5位 スイス(721件)
・商標(国際商標登録出願を含む)
1位 日本(116,254件) 2位 中国(15,713件) 3位 米国(7,694件) 4位 韓国(4,551件) 5位 独国(1,597件)
<特許庁資料より引用>
『特許庁ステータスレポート2025』
https://www.jpo.go.jp/resources/report/statusreport/2025/document/index/0101.pdf
我が国においては、特許出願の件数を除き、諸外国の中では中国がトップとなっており、依然としてその存在感を維持しています。