商標審査基準と商標審査便覧の改訂

今般、「商標審査基準」と「商標審査便覧」の改訂が行われ、その内容が公表されました。改訂の主なポイントは、コンセント制度(令和6年4月1日から施行)における「混同を生ずるおそれがない」と判断できるケースの明確化です。 <特…

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AI生成物の著作物性に関する考え方

米国最高裁判所が、人工知能によって生成された芸術作品が米国法の下で著作権保護されるかどうかの問題を審理することを拒否したとのニュースがありました(Reuters 2026.3.3)。AIによって生成された視覚芸術作品は、…

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企業のブランド戦略とサウンドロゴの活用

近年、企業のブランド戦略として、単なる視覚的な効果だけでなく、記憶や印象に残るような音のブランディング効果を巧みに利用した事例を多く確認することができます。平成27年4月から導入されている新しいタイプの商標(音商標、動き…

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趣旨違背(精神拒絶)の運用

事業の変更や拡大等に伴い、先願・先登録商標の出願時には使用を予定していなかった商品・役務について、当該商標を使用する必要が生じる場合があります。我が国の商標法上、先願・先登録商標に新たな商品・役務を追加することは認められ…

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人名を含んだ商標出願

米フロリダ州の下院で、今年2月18日に、パームビーチ国際空港を「ドナルド・J・トランプ国際空港」に改称する法案が81対30で通過したとのニュースがありました(CNN 2026.02.19)。また、これに先立ち、同月13日…

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著作物の使用に関する権利処理

連日報道されている冬季オリンピックに関する話題の中で、フィギュアスケートで使用を予定していた楽曲について、権利者から使用許諾を得ることができず、演目の変更を余儀なくされるケースが発生しているとのニュースがありました。 楽…

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部分意匠制度に関する運用の変遷

我が国の意匠法における部分意匠の制度は、1998年の法改正により導入されたものであり、それ以前においては、意匠法の解釈上、「物品」とは市場において流通する有体物であるとされていたことから、それ自体独立して取引の対象となる…

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意匠法における補正と関連規定

補正とは、書類等が出願当初から補正後の状態で提出されたものとして取り扱われるという効果を生じさせるものであり、実務上、極めて重要な手続きの一つです。意匠法では、事件が審査、審判又は再審に係属している場合に限り、その補正を…

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「博覧会」に関する商標法上の規定

昨年、大阪・関西万博が終了し、次回の万博は2030年10月1日から31年3月31日までの期間、サウジアラビアのリヤドで開催されることになっています。なお、万博には5年おきに行われる大規模な「登録博」と、その中間に行われる…

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セントラルアタック後の再出願

諸外国で商標権を取得する方法には、パリ条約や二国間条約などに基づき日本人が出願できる国の特許庁に対し、その国の言語で、その国の代理人を通じて直接出願する方法と、マドリッド協定議定書(PROTOCOL RELATING T…

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形状等が変化する意匠の保護

意匠登録の対象となる物品の中には形状が変化するものがあり、特に玩具類には各部を動かして全体を異なる形状等に変化させることができるものが多く存在しています。例えば、動物のぬいぐるみで4本足の状態と2本足で立っている状態とに…

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二次的著作物と原著作者の権利

昨年8月、あるシナリオに基づいた漫画の二次的著作物の制作及び利用をめぐる著作権侵害事件に関する控訴審の判決が言い渡されました(令和7年(ネ)第10007号)。当事件は、原著作物であるシナリオに依拠して漫画を制作し、その漫…

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意匠への変更出願と関連規定

意匠法には、特許出願や実用登録出願を意匠登録出願に変更できる旨の規定が設けられています。例えば、ある新しい形状の発明をし、それが技術的に効果のあるものと考えて特許出願をしたところ拒絶されたため、その形状の美的な面について…

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意匠登録出願の分割と必要な補正の取扱い

意匠登録出願は、意匠法第7条による一意匠一出願の原則に基づいて、意匠ごとに出願しなければなりません。しかしながら、出願の際に誤って二以上の意匠を一出願に包含させたまま出願した場合、その救済の道として、意匠登録出願の一部を…

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