分割出願の有用性に気付きましょう! パート1
近年、日本における分割出願件数が増加しています。2023年では3万7千件の分割出願が出されています。2024年はさらに増えていると推測します。これは、訴訟リスクの高い企業が分割出願の戦略的価値を認識し始めたためと考えられ…
近年、日本における分割出願件数が増加しています。2023年では3万7千件の分割出願が出されています。2024年はさらに増えていると推測します。これは、訴訟リスクの高い企業が分割出願の戦略的価値を認識し始めたためと考えられ…
産業財産権の侵害に対する法的措置については、差止請求、損害賠償請求、不当利得返還請求、信用回復措置請求といった民事的な請求を行うことが通常ですが、将来的な抑止力の観点などから、刑事責任を追及するケースもあります。我が国に…
指定商品・役務は、商標とともに権利範囲を定めるものであり、その内容及び範囲は明確でなければなりません。商標登録出願において、願書に記載された指定商品・役務が所定の要件を満たしていない場合、商標法6条1項又は2項もしくはそ…
アメリカで代替肉を取り扱う食品メーカーのBeyond Meat Inc.が、自社製品である植物由来のソーセージについて、「Great Taste Plant-Based」や「Plant-Based Great Taste…
米国特許商標庁(USPTO)が、2024年2月13日に発行した「AI の支援を受けた発明の発明者適格に関するガイダンス」を全面的に撤回し、2025年11月28日付けで、改定されたガイダンスの内容を公表しました。 当初のガ…
例年12月初旬に、特許庁からPCT関連手数料の改定(翌年1月1日改定)についてアナウンスがありますが、今年も12月1日付で、「国際出願手数料」、「取扱手数料」、および「日本国特許庁以外の国際調査機関が国際調査を行う場合の…
2026年1月1日から、標章の登録のための商品及びサービスの国際分類(ニース分類)第13版が発効します。これにより、WIPO国際事務局は、 2026年1月1日以降に本国官庁が受理した全ての国際登録出願、および、…
イラストや写真などのデジタル素材の利用に際して、しばしば目にするのが「ロイヤリティフリー」や「著作権フリー」というワードです。ロイヤリティ(Royalty)には「使用料」という意味がありますが、一般的に「ロイヤリティフリ…
農林水産省が管轄する地理的表示(GI: Geographical Indication)の保護制度は、地域ならではの農林水産物や飲食料品(酒類を除く)のブランドを保護する制度であり、当該制度が開始されてから、今年でちょう…
果物のネーミングは、商品としてのブランドイメージを構築するうえで大切な要素の一つであり、需要者が商品選択する際の指標ともなるものです。果物の中でも、とりわけ「いちご」のネーミングについては、「〇〇ベリー」、「〇〇ひめ(姫…
今月、愛知県内にある自治体が、全国紙の新聞記事のデータを無断で庁内のイントラネットで共有していたとして、新聞社から損害賠償を請求されたというニュースがありました(『日本経済新聞』2025年11月20日)。また、新潟県にあ…
1925年にハーグ協定が制定されてから今年でちょうど100年を迎えました。11月6日にオランダのハーグで、世界知的所有権機関(WIPO)、ベネルクス知的財産庁(BOIP)及びオランダ経済省主催の100周年記念のシンポジウ…
年末恒例の流行語大賞に、今年2025年にトレンドとなった言葉が、計30語ノミネートされたというニュースがありました。「トランプ関税」、「古古古米」、「物価高」、「国宝(観た)」、「ミャクミャク」、「緊急銃猟/クマ被害」な…
改正意匠法により保護対象に加わった内装の意匠は、特許庁の発表によると、2025年10月1日時点で、出願件数が1,336件、登録件数が974件となっています。 <特許庁資料より引用>改正意匠法に基づく新たな保護対象等につい…
大学の校章(ロゴマーク)などを使用したデジタル商品がインターネット上で無断販売され、被害に遭った大学側が購入を控えるよう注意喚起しているというニュースがありました。就職活動や学会報告などで使用できるという謳い文句のもと、…
ドイツ特許庁のウェブサイトでは、ハロウィンに関連した特集が掲載されております。日本特許庁はもとより、EPO(欧州特許庁)やUSPTO(米国特許商標庁)においても、同様の特集は見受けられません。こうした特集は、ドイツ特許庁…
毎年10月31日に行われる祭りである「ハロウィン」は、いまや誰もが知る名称ですが、実のところ、この「ハロウィン」や「ハロウィーン」のカタカナ文字や、「HALLOWEEN」や「Halloween」の欧文字を含む商標(前後に…
日本時間の10月6日(月)の夜、ノーベル生理学・医学賞の発表があり、大阪大学特任教授で、免疫学を専門とする坂口志文氏の受賞が決まったとの報道がありました。受賞の理由は、「免疫応答を抑制する仕組み」に関するもので、過剰な免…
商標の早期権利化が必要な出願人のニーズに応えるための制度である早期審査・早期審理の運用について、特許庁がガイドラインの改訂を行いました。令和7年10月1日以降の出願から適用されるとのことです。なお、主な変更点は以下の通り…
特許庁によれば、特許の情報提供制度に関する手引について、問い合わせの多い事項を中心に、以下のような改訂を行ったとのことです。 ①情報提供をすることができない拒絶理由の明確化 ②刊行物等提出書の記載例において【提出する刊行…
「月光仮面」の白黒映画を、AI搭載の画像編集ソフトを用い、無断でカラー化してDVDに複製し、かつ、フリーマーケットサイトで販売した人物が、著作権法違反容疑で追送検されたというニュースがありました(時事通信 2025年9月…