産業財産権の侵害と刑事罰

産業財産権の侵害に対する法的措置については、差止請求、損害賠償請求、不当利得返還請求、信用回復措置請求といった民事的な請求を行うことが通常ですが、将来的な抑止力の観点などから、刑事責任を追及するケースもあります。我が国に…

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ロイヤリティフリーと著作権フリー

イラストや写真などのデジタル素材の利用に際して、しばしば目にするのが「ロイヤリティフリー」や「著作権フリー」というワードです。ロイヤリティ(Royalty)には「使用料」という意味がありますが、一般的に「ロイヤリティフリ…

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果物のブランド戦略と留意点

果物のネーミングは、商品としてのブランドイメージを構築するうえで大切な要素の一つであり、需要者が商品選択する際の指標ともなるものです。果物の中でも、とりわけ「いちご」のネーミングについては、「〇〇ベリー」、「〇〇ひめ(姫…

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著作物の利用と制限

今月、愛知県内にある自治体が、全国紙の新聞記事のデータを無断で庁内のイントラネットで共有していたとして、新聞社から損害賠償を請求されたというニュースがありました(『日本経済新聞』2025年11月20日)。また、新潟県にあ…

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ハーグ制度と出願動向

1925年にハーグ協定が制定されてから今年でちょうど100年を迎えました。11月6日にオランダのハーグで、世界知的所有権機関(WIPO)、ベネルクス知的財産庁(BOIP)及びオランダ経済省主催の100周年記念のシンポジウ…

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流行語と識別力

年末恒例の流行語大賞に、今年2025年にトレンドとなった言葉が、計30語ノミネートされたというニュースがありました。「トランプ関税」、「古古古米」、「物価高」、「国宝(観た)」、「ミャクミャク」、「緊急銃猟/クマ被害」な…

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内装の意匠

改正意匠法により保護対象に加わった内装の意匠は、特許庁の発表によると、2025年10月1日時点で、出願件数が1,336件、登録件数が974件となっています。 <特許庁資料より引用>改正意匠法に基づく新たな保護対象等につい…

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大学の校章と商標

大学の校章(ロゴマーク)などを使用したデジタル商品がインターネット上で無断販売され、被害に遭った大学側が購入を控えるよう注意喚起しているというニュースがありました。就職活動や学会報告などで使用できるという謳い文句のもと、…

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ハロウィンと発明

ドイツ特許庁のウェブサイトでは、ハロウィンに関連した特集が掲載されております。日本特許庁はもとより、EPO(欧州特許庁)やUSPTO(米国特許商標庁)においても、同様の特集は見受けられません。こうした特集は、ドイツ特許庁…

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ハロウィンと登録商標

毎年10月31日に行われる祭りである「ハロウィン」は、いまや誰もが知る名称ですが、実のところ、この「ハロウィン」や「ハロウィーン」のカタカナ文字や、「HALLOWEEN」や「Halloween」の欧文字を含む商標(前後に…

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知的財産権とノーベル賞

日本時間の10月6日(月)の夜、ノーベル生理学・医学賞の発表があり、大阪大学特任教授で、免疫学を専門とする坂口志文氏の受賞が決まったとの報道がありました。受賞の理由は、「免疫応答を抑制する仕組み」に関するもので、過剰な免…

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映画の著作物と無断カラー化の問題

「月光仮面」の白黒映画を、AI搭載の画像編集ソフトを用い、無断でカラー化してDVDに複製し、かつ、フリーマーケットサイトで販売した人物が、著作権法違反容疑で追送検されたというニュースがありました(時事通信 2025年9月…

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